手習い 76: 色々あって当然、でも忘れちゃいけないよね
こんばんは、シドニーよりIKKYUのSHIGEです🍀🍀🍀
本日は土曜日、晴天、真夏日(30度越え)🔥。 朝からB&P Sydney治療院にて既存患者さんを一人診させていただき、昼からは家族と一緒にゆっくりして、夕方から夜にかけて一件自宅🏠治療兼研究。様々な手技内容を試させてもらいながら、理論と臨床をリンクさせていく勉強。そして今、夕食。
僕達が生きている今の時代は、あまりにも便利になり過ぎているが故に、人が抱える不調(特に筋骨系疾患)はとんでもなく多くなって来ているように感じる。 だから僕らの仕事があるんだけれども🤔
そこで不調を抱えた人達は様々な専門家に診てもらう事になっていくんだけれども、専門家も分野が違えば考え方、見方は完全に変わりますよね。そして考え方、見方も偏りがちになる。
例えば、脳外科の先生方はやはり脳の働きの正常活動、異状活動を中心に症状を診たり、スピリチュアル中心の治療は波動やエネルギーやレイキ等々の観点から症状を考え、運動療法中心の先生は運動のやり方、効能、効果を中心に話をすすめ、栄養学を専門にする先生は食べ物の選定や効果、効能の面から症状等をみたりすると思う。なぜならそれが専門分野で自分が症状を判断する際の指標になってくるから。
僕が今いる筋骨系疾患を扱う分野でも、様々な手法や考え方が存在する。Physio, Chiro, Osteo, Massage, Kinesiology, Exercise Physiology, Accupuncture、他にもたくさん........等々、分野が違えば、その症状を診る観点も変わる。
様々な専門分野(その分野の中でもまた色々手法があり)があり、症状に対する見方、考え方が違ってくるのは当然だと思う。
でも当然と思っちゃいけないのは、症状に苦しんでいる方々を平気で見放したり、症状改善を諦めたりする事。😰 そう言う事もあって当然なんて言ってる人がいたら、僕は100%賛同できない。🙅♂️🙅♂️🙅♂️でも、現実問題そういう事を言う方達も大勢いる。😨
体の不調を抱える人は、その不調のレベルは人それぞれ違っても、抱える恐怖、不安や痛みは必ずあるし、良くなりたいという思いは皆一緒。
体に携わる側はそんな患者さんたちの恐怖、不安、痛みや苦しみをを少しでも共有し、和らげるために自分達が何をできるのか、良くなっていくために自分が携わる分野で何ができるのかを必死で考えていかないといけない、と切に思う。 だからこそ、様々な分野の医療専門家達はもっと連携して、その分野の正しい知識を患者さん達に教育していく事が重要だと思う。大切なのは患者さん一人一人が自分の体についてより理解して、セルフメンテナンスをしていく環境を教育してあげる事。
肩書きや机上論ではなく、活きた知識や技術を常に取り入れて、広く柔軟な考え方•見方と、何よりもアツい"想い”をもって治療に取り組んでいきたいなぁ、と感じる夜でした。
さーて、明日は凄くひっさびさのオフ日🌺🍀🌷
家族とめーいっぱい楽しもうっと!✨✨
ちなみに明日は40度近く🔥🔥🔥まで行くそうです💦 最後の夏日ですね!
おやすみなさい!