オーストラリアよりIKKYUの書き綴り

オーストラリア在住、一日本人として、一父親として、一夫として、一男として、日頃忘れがちな、大切な想いを共有する場になればと思います。 ここオーストラリアで携わってきた治療・健康・教育分野での体験・経験を活かして、周りの方々に役に立つ情報を発信できればと思います!

手習い 71: 求める気持ちや想い、そして正しい考え方

こんばんは、シドニーよりIKKYUのSHIGEです。

 

本日は朝から5時40分起きで、ジムに行き、簡単なウェイトトレーニング、水中歩行、サウナ、ジャグジーで体揉み揉みといってきました。

 

スッキリした頭で日中は学校のマーケティングの仕事へ。やっぱり頭の回転が全然違いますよね、朝スッキリすると!✨✨✨

 

一度家に帰って、娘をピックアップ、一緒にお風呂にはいり、夕方からはチャッツの治療院ワラクへ。 スタッフの方々とは長い間、親しくさせて頂いていて、非常に勉強熱心な方々で僕も定期的に一緒に勉強をさせてもらっています。

 

本日はここオーストラリアでバスケを頑張る現役学生二人をモニターとして呼び、体の研究。

腕利き術師、崎山さんがリードしながら皆で分析。

痛みや違和感を長い間かばいながらプレーをし、体は正直悲鳴だらけ。こんな状態ではパフォーマンス向上どころか、確実にパフォーマンスは下がって行く。僕自身もバスケをしていた現役の時は完全に偏った体の使い方をしていて、それが最終的に怪我に繋がった。 間違った方向性の根性論をぶら下げてプレーを続けて、引退してからも引きずることにもなった。体の力を使う事、鍛えることは必死にした。 でも体の力を抜く事やケアに関してはしっかり教えられなかった。 だからこそ、この子達にはそうはなって欲しくない。

 

だからこそ今現役で頑張る人達には、ただがむしゃらに!ではなく、自分の体の使い方をもっと考えて欲しい、と切実に思う。 じゃないと現役の時に苦しむだけじゃなく、引退してからがもっときつい。筋肉の不調和は悪化し、歪みはひどくなる。それは正直辛いですよね。

 

求める気持ちが強いからこそ、焦る気持ちが出るのはわかる。  でも土台がしっかりしていないのに、上に高く技術や知識は積み上がらない。 これは全ての分野に当てはまる、と思う。痛みを抱え続けて、痛み止めを飲んで、体を痛め続けてプレーし続けるのは根性じゃない。 根性を使うべき、見せるべきところはそこじゃない、と本気で思います。

 

求める気持ちやアツイ想いを壊さないように、現場が一貫して正しい知識を提供して行く事の重要性をひしひしと感じます。

 

てな感じで、今日は一休み、一休み〜💆🏻‍♂️

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