オーストラリアよりIKKYUの書き綴り

オーストラリア在住、一日本人として、一父親として、一夫として、一男として、日頃忘れがちな、大切な想いを共有する場になればと思います。 ここオーストラリアで携わってきた治療・健康・教育分野での体験・経験を活かして、周りの方々に役に立つ情報を発信できればと思います!

手習い 28: Performanceの向上とトレーニングの考え方

こんにちは、シドニーよりIKKYUのシゲです。

 

僕は姿勢矯正を中心にして治療をさせてもらっているのですが、僕自身もずっとスポーツをしていたこともあり、最近は頻繁にスポーツ選手やトレーナー•コーチの方々の治療や、パフォーマンス向上のお手伝いをする事が多いんです。肩が上がらない、腰がずーっと痛い、膝が痛い、手首の痛みが消えない、体の当たりが弱い、地に足がつかない感じ、などなど症状は様々。(患者さん達は今では症状は劇的に改善✨✨)

 

実際、自分自身がスポーツをかなり激しくしていた時は、自分の体を客観的に診ると言う事を重視していませんでした。今となってはスポーツをするにあたって関節位置や筋肉状態を整える事の重要性を凄く感じます。

 

いいパフォーマンスをするにあたって、体が痛みだらけで、姿勢歪みまくりで、筋肉状態が緊張しまくりだったら最高のパフォーマンスはまず出ないでしょう。その状態でトレーニングをし続けてもターゲットにしている筋肉を鍛える事は非常に困難だと思います。

実際、僕らは体を鍛えるやり方は沢山教えられても、体の力を抜く事の重要性はなかなか教えられなかったんですよね。 このオンとオフの切り替えの重要性は教えられなかった。

 

基本的に僕らの時代は、現役時、がむしゃらにトレーニングをし、根性論を重んじ、パフォーマンスを上げ、試合に勝てばいい、という教え方をしがちでした。 それも大事です。 ですが、その結果、沢山の才能ある選手も最終的に怪我で苦しみ、パフォーマンスを上げる事が出来ず、かつ、悲しい事に本当に苦しみだすのは引退してからです。😭😭😭 過剰に発達した筋肉のバランスは引退してから徐々に崩れ、姿勢の歪みは激しくなる。その結果、日常生活に影響が出るまでになってしまう。💦

 

だからこそ、スポーツをしている時から、現役の時から、トレーナーやコーチは正しい知識を提供し、体だけでなく体と脳の結びつきの重要性や、オンとオフの重要性、セルフケアの重要性を説き、選手自身が自分の体をより理解して整えて行けるようになる事が凄く大切な事だと感じます🍀

 

これからも一人一人のスポーツのパフォーマンスだけでなく、総合的ライフパフォーマンスを上げて行けるようにしっかりお手伝いをさせてもらおう!🔥🔥🔥

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